青鬼の褌を洗う女
「鬼でも化け物でも男でさえあれば誰でも私は精一杯媚びて、そして私は媚びながら死にたい」
「高層ビルを見上げる中庭に能舞台。有形登録文化財の能舞台で繰り広げられる安吾の世界」
公演日程
2018/7/27(金)〜29(日)
7月27日
(金)
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15:30★☆
19:30
7月28日
(土)
12:30☆
15:30★☆
19:30
7月29日
(日)
12:30☆
15:30☆
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- 受付:当日券販売 開演の1時間前
- 開場 開演の30分前
- ★アフタートーク
- ★印の付いている回には、終演後、アフタートークがあります。
- ☆能舞台体験ツアー
- ☆印の付いている回には、終演後、ご希望の方に実際に能舞台を体験出来る特典があります。歴史ある素晴らしい能舞台に上がり舞台からの景色をみたり、板の上を感じたり、地下通路を歩くこともできます。
ご希望の方は白ソックスか白足袋をご持参ください。
会場
代々木能舞台(
http://www.yoyoginoubutai.com/blog/map.html)
東京都渋谷区代々木4-36-14
京王新線 初台駅東口 または中央口(南口出口)より徒歩5分
(会場へのお電話でのお問い合わせはご遠慮ください。)
《必ずお読みください》
- 会場は半野外です。(客席とステージには屋根があります。)暑さが予想されますので個々での対策もよろしくお願いいたします。
- 靴を脱いでご入場いただきます。また、ほとんどの席が畳かござの上の座布団席となります。後方にはベンチ席パイプ椅子等も30席ほどありますのでご希望の方は早めの整理番号でお入りください。お身体の不自由な方はご連絡いただければ椅子でのお席をご用意いたします。
- 会場内の飲食喫煙は厳禁です。住宅街の中にありますので、会場の外ではお静かに願います。近隣の方々の迷惑にならぬようご協力お願いいたします。
チケット情報
自由席 前売/当日4500円(税込)
受付・当日券販売:開演の1時間前
開場:開演の30分前
開場の5分前から整理番号順に並んでいただきご入場となります。開演の5分前までにお越しいただけない場合はキャンセル扱いとなる場合がございます。ご了承くださいませ。
前売開始日 5/13〜
■métroショップ(公式オンラインショップ)
https://onlinemetro.shop/~7/15までの販売
- 「こちらでご購入いただくと整理番号が最優先となります。ネットでご購入後、整理番号つきの記念チケットを送り致します。ご購入後の、変更およびキャンセルは、一切お受けいたしかねます。」
■コリッチ
web:
https://ticket.corich.jp/apply/91555/「公演日の前日までの販売」
「お席のご予約のみで、事前のお支払いや整理番号はありません。当日開演1時間前より受付にてご精算いただいた順に整理番号が配布されます。止むを得ないキャンセルの場合、前日までにご連絡下さいませ。無断でキャンセルなさった場合には、全額料金をお支払いいただくことがございます。ご了承下さいませ。」
■ジェイ・クリップ
電話受付:
03-3352-1616(受付時間 平日10:00~19:00)
「公演日の前日までの販売」
「お席のご予約のみで、事前のお支払いや整理番号はありません。当日開演1時間前より受付にてご精算いただいた順に整理番号が配布されます。止むを得ないキャンセルの場合、前日までにご連絡下さいませ。無断でキャンセルなさった場合には、全額料金をお支払いいただくことがございます。ご了承下さいませ。」
■チケット購入の外国人のお客様には、今なら、イヤホンガイド無料!
metroでは、外国人のお客様向けに英語の専用メールアドレスでのチケット予約を承っております。また、英語のイヤホンガイドの貸し出し(無料)もしております。ご希望の方は、専用メールアドレスあてに「お名前、日時、人数」をご明記の上、チケットとイヤホンガイドのご予約をお願いいたします。メール受信後、2日以内に予約完了のメールを返信いたします。返信がない場合は070−5575−9671までご連絡ください。
出演者
月船さらら 綾田俊樹 多田慶子
スタッフ
演出・台本 天願大介
原作 坂口安吾「青鬼の褌を洗う女」
舞台美術 加藤ちか
照明 沖野隆一(RYU CONNECTION)
音楽 めいなCo.
舞台監督 井村昴
音響 青蔭佳代(音スタ)
衣装 藤田友
ヘアメイク 松田蓉子
照明オペレーター 矢野一輝
演出助手 猪俣健
舞台監督助手 影山翔一
宣伝写真 渞忠之
宣伝美術/題字 EIGHT BRANDING DESIGN
コラージュ 松田知大
宣伝動画 エロパンサー3世(noTOKYO)
翻訳(イヤホンガイド・宣伝)小川まゆみ
声(イヤホンガイド)Allison
協力 (有)王様美術 アベベネクスト ノックアウト ジェイ.クリップ 池田遼 鴇巣直樹 鈴木功一郎 飯高淳一
制作 ジェイ.クリップ
企画・製作 metro
問い合わせ先 ジェイ.クリップ 03-3352-1616(平日10:00~19:00)
これも「文学の芸能化」の試みで、今回は坂口安吾を選んだ。
「青鬼の褌を洗う女」は嵐のような時代を生きる一人の女の物語だ。
安吾らしい、太い筆で力まかせに書いたような作品だけど、せつなくて美しくてロマンティックで、いい小説である。安吾自身も、三千代夫人をモデルにしたといわれるこの作品を、深く愛していたという。
男と女の話だが、それだけではない。「堕落論」的思想は見え隠れするが、それだけではない。どんな運命も受け入れるヒロインは強く見えるかもしれない。しかし同時に孤独で弱い女にも見える。情熱的にも冷酷にも、娼婦にも聖女にも見えてくる。座長月船は「これは私だ!」と言っていたが、どこのことだろう?
能舞台に安吾というのも、また危険な綱渡りだけど、異質なものがぶつかり合うことこそ芸能の原点、metroの原点でもある。真夏の能舞台に美しい火花が散る瞬間を、どうか目撃していただきたい。
天願大介
metroとは
2008年、月船さららと出口結美子(引退)が旗揚げした演劇ユニット。毎回、一癖も二癖もある個性溢れる客演を招いて公演するスタイルを取っている。
固定のスタッフとしては、全作品の作・演出に映画界の鬼才、天願大介。
文芸作品から鮮烈なブラックユーモアの社会風刺作品などを発表し続けている。
・http://sarara.asia/metro.html