【日時】
3月2日(土) 13時
3月3日(日) 12時 /15時30分
【会場】SPACE 雑遊 ギャラリーB1
【入場料】4,000円
【作】桑原茂夫
【演出】天願大介
【出演】月船さらら・外波山文明
【特別出演】山﨑ハコ
【演奏】四家卯大
【作品紹介】
遺品となった母の宝箱から、ひょいと出てきた小さな手帳には、1945年4月7日、父に召集令状が届いたその日からの、実にもう細々としたことが、鉛筆でギュッと書きつけられていた。回想ではない。リアルタイムのドキュメントにほかならなかった。そして手帳発見から実に四半世紀かけて取材や調査を重ね、やっと一冊にまとめた『西瓜とゲートル』だが、この一冊に綴じ込めることなく、ゆうゆうと飛躍させ、新しい世界を繰り広げるべく果敢に挑むのが、この『ライブ版・西瓜とゲートル』である。
実際に世界では今まさに戦争が繰り広げられています。今この瞬間も戦争で苦しんでいる方々と心を繋げるためにも、そして日本でも同じように戦争に人生を狂わされた人々がいたことを改めて実感するためにも、私はこの作品への出演を決めました。
原作の桑原茂夫さんはmétroが発行するアート雑誌「métro magazine KASUTORI」の編集長でもいらっしゃいます。
こちらはmétroプロデュースの公演ではありませんが、演出に天願大介さん、共演はmétroにも出ていただいたことのある演劇界の重鎮、外波山文明さん、と、意気揚々となる顔ぶれです。
一人でも多くの方とこの作品をともに出来ますように。劇場で皆さまのお越しをお待ちしております。